桧原湖優勝への軌跡…続編ぜよ。

では、続きをご堪能下さい。


【試合初日】、愛艇であるマーブル迷彩仕様のニューファイブZZで『桧原湖を一周してリミット達成、その後はシャロー勝負作戦』を慣行した。

そのミッション遂行タックルデーターの詳細は下記を参照下さい。
(かなり、セッティングしているでしょう)

①ミノー、シャット
ロット・グラス
リール・ダイワ2500番(筋肉坊主チューニングモデル)のスピニングリール
ライン・東レバウオのスーパーフィネスの3,5ポンド
リグ・ミノー、シャットフックは“がまかつ”トレブルフックに交換
ルアー・ハンクルのザッカー(各種ワカサギカラー)、エバーグリーンのスーパースレッジ(リアルカラー)、スミスのパニッシュ(フローティングのわかさぎカラー)
フック・がまかつトレブル13の8番、10番

②キャロ(ミノー、シャット)
ロット・カーボンミディアムアクション
リール・ダイワ2500番(筋肉坊主チューニングモデル)のスピニングリール
ライン・東レバウオもスーパーフィネスの4ポンドにリーダー3,5ポンド
リグ・ミノー、シャットの5,5gシンカーフックは“がまかつ”トレブルフックに交換
ルアー・ハンクルのザッカー(各種ワカサギカラー)、エバーグリーンのスーパースレッジ(リアルカラー)、スミスのパニッシュ(フローティングのわかさぎカラー)
フック・がまかつトレブル13の8番、10番

③ノーシンカー
ロット・カーボンミディアムアクション
リール・ダイワ2500番(筋肉坊主チューニングモデル)のスピニングリール
ライン・東レバウオのスーパーフィネスの4ポンドにリーダー3,5ポンド
ルアー・(エコグラブ、カットテール、カーリー)
フック・がまかつワーム322の2番、1番

スピナーベイト
ロット・カーボンミディアムアクション
リール・ダイワ左巻き
ライン・東レバウオの10ポンド
ルアー・スピナーベイト(ザップ1/2OZにトレーラーにアルファーシャット)
フック・がまかつアシスト510の1番

⑤クランクベイト
ロット・カーボンミディアムアクション
リール・ダイワのベイトリールの左巻き
ライン・東レフィッシングのバウオの8ポンド
ルアー・シャロー小型クランク
フック・がまかつ製のトレブル13の6番(赤)

⑥キャロ
ロット・カーボンミディアムアクション
リール・ダイワ2500番(筋肉坊主チューニングモデル)のスピニングリール
ライン・東レフィッシングのバウオのスーパーフィネスの3ポンドにリーダー2ポンド
ルアー・(ハイパーシャット、エコグラブ、エコサターン、ガルプフライ)
フック・がまかつ製のワーム322の2番、ワーム324の6番(赤)

⑦ダウンショット
ロット・カーボンミディアムアクション
リール・ダイワ2500番(筋肉坊主チューニングモデル)のスピニングリール
ライン・東レフィッシングのバウオのスーパーフィネスの2ポンド
ルアー・(エコカットテール、カットバック、ガルプカニ、ニードル)
フック・がまかつ製のワーム324の8番(赤)のマス針
シンカー・ザップダウンショットシンカー1/8OZ

⑧スピンテール
ロット・カーボンミディアムアクション
リール・シマノ左巻き
ライン・東レフィッシングのバウオの10ポンド
ルアー・スピンテール(シャンシャ−ルのレットヘット)
フック・がまかつ製のトレブル21の6番


以上の8セットを愛艇のニューファイブZZに詰め込み42番でスタートをした。



早稲沢沖と糠塚島の間にある張り出しのフラット、糠島北、大川沖で4本のキーパーをキャッチして南に下りながら馬の首でスピナーベイト(トレーラーはリミットメーカーのアルファーシャットを付けて、がまかつアシストフック仕様)に最大の760gのスモールをキャッチし、月島内側、清水沢、京ヶ森で入れ替えをして小鷹森をチェックして帰着。

初日4位。

「ほぼ一周したけどラッキー(760gのスモール)も入り、私としてはいい感じだ…それよりも発熱が気になるよ…」

速攻、『ペンション・マーベリック』に帰りガッツりと特製ステーキを食って、薬を飲んで早寝(午後10時過ぎ)しました。

【試合2日目】
二日目も同じほぼルートで走りに奔り周り、糠島北、大川沖でリミットを達成してから月島内側でクランクの鬼引きを引き倒し600gのスモールを1本キャッチし、京ヶ森で入れ替えをしながらワカサギボールに付くスモールマウスバスの釣り方を12本程釣り分ける等とイロイロと試したり、シャローをクランクで流して500g超えるスモールを突き上げるバイトをフッキングに持ち込み2本もキャッチしたりとラッキーも起こりウエイン。予選を1位で通過。

「予選通過1位?」予想していないし心の準備もできていないまま、何度目かのチャンスが訪れた。

 この時、単なるキーパー取りで展開していたパターンがキーになるとは…。しかし、エリアも水深も日替わりで安定しないミノー、シャットでのトリックスター釣り(1998年の野尻湖戦を参照)と名付けた釣り方が再度、日の目を見るとはこれまた因果なモノである。

このトリックスター釣りとは、ベイトフィッシュ(ワカサギボール)に付いたスモールマウスバス(ラージにも可)を釣る方法である。
スモールマウスバスは、まるで自分の牧場の番犬のごとく自分達のワカサギボールを守っているかの行動を暫し見受けられる。これは安定して捕食するための行動でもあり習性でもあると思う。これを利用した釣りがトリックスター釣りでもある。
今回は水深6m〜7mのエリアで4m〜5mにできる(スモールにより形成される)ワカサギボールに付く(守る)スモールマウスバスにトリックを仕掛けて狩っていくのである
そこで、これが成立するためのワカサギボール(画像)を見付けなくては話にならない。見付けたらトリック用のトリックスター(騒がし者、イタズラ者)となるもモノ(ルアー)を使いスモールマウスバスを苛立たせて釣るのである。ちなみに野尻湖では小型クランクでしたが、桧原湖はよりシルエットもリアルなミノー(水深2m〜3mディープタイプで現在ハンクルのザッカーが有力)、シャット(ディープタイプでスレッジシリーズ、スピンムーブがいい)、その他(すみません、まだ発表の時期ではないので)で水深6m〜7mのエリアで4m〜5mまで浮かせて釣るのである。
 
 ワカサギボールの上層部に掠らせて群れから逸れたベイトフィッシュを演じさせてバイトに持ち込むようにしてみました(そのトリックのやり方も前日に見付け確信しましたが…)。きっとスモールマウスバスからは自分の牧場のベイトフィッシュが勝手にパニックになり逃げ出そうと映るのか、「逃げるなら食うか」というスイッチが入り追いかけてしまい、結果的に食い上げるようなバイトになると私は考えています。欠点は2、3匹釣るとバイトしにくくなるのと、周りに釣り人がいるとプレッシャーとトリックができにくいのでバイトがし難いと言う点である…。


 早めに『ペンション・マーベリック』に帰りガッツり特製ステーキを食って、薬を飲んで早寝しようとしましたが全く寝る事ができない。

 ウトウトするがハッとなって目が覚めるを繰り返す。ここまで体調が悪いのに寝れないならボートの横で準備しようと起きて時計を見ると4時35分。「起床予定の4時30分」を過ぎているのに何故携帯が鳴らないのか…何気に目覚まし機能の時間を確認すると14時30分という試合時間のままである。(SHINGOは試合終了の30分前の時間にセットしている)


「目覚まし時計もかけないで…もし寝過ごしていたら…これはラッキーと考えるのか…」


こうして最終日が始まる?

後編へ続く(続けたい)


「あなたは、このストーリーの続きを読みたいですか?」