韓国戦記14

w-shingo2007-09-10

今日は死んだように眠り、悪夢で魘されて起きました。
知らず知らず受けた精神的にショックが大きいみたいです…。

ちょっと背伸びと無理が続いたみたいです。

回復まで暫しお待ち下さい。
皆様方の日記(ブログ)を楽しく読ませて頂いております。

書き溜めた韓国戦記を読んで下さい。

【韓国戦記14】
長いシリーズです。
もう少しお付き合い下さい。


何だかわからないがリズムとピントが合ってきた。

さらにアルファーサイト(今回はシャイニーアンバー)で微妙な水面の変化を見つける。
今度はベイトの乱れを見つけた。
ロングキャストして何度かコースを変えてやると“ズンッ”とロッドを押さえられた。
「?デカイのか?…まぁまぁのサイズかな?」



ランディングし量ると1200gある。
「意外とあるね」



900gと入れ替えである。
「あと、1本だ」



何気に同じコースにキャストすると、またも“ズンッ”とロッドを押さえられた。
ランディングすると1100g台である。




「スクールに当たったか?」





これで小さいのが1100gである…。
予想では6キロ後半かな(注・秤の誤差もある)





「少し、お立ち台が見えてきた」





見える辺りでRaizou君もデカイのを釣り上げガッツポーズを上げて叫んでいる。
「Raizou君もいい感じみたいだ」
しかも入れ替えを始めているみたいだ。



PM12時5分
残り時間は55分程であるが帰着し検量を考えると20分はない・・・。


帰着時間の関係からゾクゾクを選手が戻ってきては、時間調整で釣りをしている。




「あと1本」




選手が増えて、さらに釣り難い状況であるがアルファーサイトで微妙な水面の変化を見つけるのに専念した。





「ドラマは起きるのか?」






しかし変化は起きない。





何気なく心引かれる辺りに“超ロングキャスト”してリトリーブしながら、目ではアルファーサイトで微妙な水面の変化を見つけてキョロキョロしていると、グンッと根掛かりのような手応えがあり、直ぐに軽くなるので
「何だ?」と振り向くと…バスがジャンプしている。



その口には何かが付いている。



「何か口に付いているバスがジャンプしたぞ…?」
リトリーブしているが抵抗の無くなった感じである。




しかもリトリーブコースの延長線上であるが…。
またジャンプしたバスを見て。
「またジャンプした?」




そして口に付いているルアーに見覚えが…突然意識が戻った。
「オレのか?」




恥ずかしながら私のルアーにバイトしたバスが一気に突っ込んで来ながら、口のルアーを外そうとジャンプをしていたみたいだ…。




一気にリールを巻くとテンションと突っ込んでくるバスの軌道がわかった。




「やばい…(注・通常はフッキングされていないのでジャンプでバレる事が多い)」




ハンドコンでなかなか言う事を聞いてくれないボートを操作して奇跡的にランディングしたバスは1200g台。
1100g台と入れ替えをして一気に帰着である。






たぶん「6キロ後半前後」である。
「お立ち台が見えたかな」

(注・曖昧な言い方である。計算上は7キロであるが、秤誤差や検量誤差で何度も泣いた経験があるので…検量してみないとわからない)




帰着しボートと着けてウエインバックに魚を入れて急いで検量場に行きウエインを済ませ、検量を待った。




皆が気になるのか各選手が私の周りに集まりウエインバックを覗き込む。
「SHINGOさーーん!どうですか?」
「ナイスバスだ」
「おおお」

いいリアクションだが何を言っているのかわからない(苦笑)


確かにナイスバスを釣ったが上位のウエイトが解らないので喜んでいいのか困る。


先にウエインしたRaizou君は6キロ半である。

ジョォンはミスが重なり5キロ台であった。


私は7300gとコールされた。
しかし、周りは無反応である


「あれ?ダメなのか?」
私もRaizou君も沢山、沢山の画像を撮ってもらったのだが…



何だか急に暑さを思い出した。
カメラマンも陸に上がり元気を取り戻したみたいだ。


表彰式までに片付けをして、ジョォン達と片言の話をしたて待った。




表彰式の時間が迫り、移動して皆と待つ。
するとスタッフがきてオウ会長から私達に来るように言われた。本部テントにRaizou君と行き話しをした。
どうやら二人共入賞したので「講習会を20分程2人でやってくれなか」との事である。


それよりも順位が気になる
「果たして何位なのかな?」



Raizou君もドキドキしている。
私もドキドキしている。