韓国戦記12

w-shingo2007-09-04

野尻湖の事を思案すれば、するほど悩み準備が進みません…」
明日からプラ
明後日のプラ
そして試合です。

「んーーーーんーーーーーー」


【韓国戦記12】
カメラマンと意気投合がし、やっと次なるポイントの“Hera・House”に到着し、
沖側からエレキで流そうとエレキのスイッチを踏む。


〜シーーン〜

「?(注・ゾクッ感じる、嫌やーーーな予感)」

ニュータイプゆえの嫌な予感を払拭すべく何度もエレキのスイッチを踏む、踏む、踏む、踏む…。

〜シーーン〜


「完全に終わった(エレキ故障?死亡?)」

「さて、どうしたモノか…」

風で流されると面倒であるが、ココは“Hera・Houseエリア”で試合中はエレキのみの移動である。


一応、カメラマンに故障を告げて、会場に電話をして頂きエンジン使用の許可を願いでる。
本部での指示でダメなら棄権である。失格も止むえまい。
思いつく箇所をチェックするも治らない。


何もできないまま風に流される。
そして岸にボートが、突き刺ささり半座礁になる。

数分後にカメラマンの電話が鳴り本部からの指示を確認する。



「困ってませんか?大丈夫ですか?」
「大丈夫ですが、困ってます」



「エンジンの使用を認めます。ただし、クレームが出た場合は失格です」
「了解(誰からのクレームなのか?陸っパリマン?、他の選手?、“Hera・House”の釣人?)」



まぁ、何とかエンジンの使用が許されたので釣りを再開する。
その前に、急いで半分座礁したボートを動かして、エンジンをアイドリングでポイントに移動。
エレキ代わりにエンジンで流し始める

ボイルするところを狙うように適当に流す。
HMKLの姫をハードジャークして一本キッカーフィッシュがバイトしてきた。


「デケーー暴れるなよ…
「よーし、そのまま大人しく…」


激しいジャンプをするもバレていない。



「心臓が痛くなるから、大人しくして下さい…」
「よーし、よーーーし…」


ハンドランディングしたバスは1500g以上である。


「ふーーこれで2本のビックバスだ…あと3本」



その後は、面白い事に適当に流しているのも関わらず入れ食いである(笑)。
細かい入れ替えに、入れ替えをして

10時45分にはウエイトを5キロオーバーにした。
一番小さいのが
800g台、
次が
 800g台、
次が
 900g台
1500g台
1900g台。


するとカメラマンに電話が入り「選手で2台エレキも持っていてハンドコンなら貸せるので、それを使いなさい」という指示がきた。
「わかりました。ありがとうございます!」



とても、ありがたい事です。

貸してくれる選手と合流してハンドコンを受け取りお礼を言って別れる

その選手が自分のポイントに移動しながら釣りをしている様子を何気に見ているとビックバスを連発させている…。

「奇跡か…善いコトはするモノだ…」




ハンドコンで流しているとRaizou君も戻ってきた。
リミットメイクはできていないのか非常に焦っているように見える。



『チング(友)岩』


『絶叫の岬(陸っパリマンが叫んでいる岬)』


に移動しチェックするも上手く流せない。
これでは陸っパリマンの厳しいガードを掻い潜れない…。

当然、本命ポイントである『ボイルエリア』は無理であろう…。


「せっかく、2本のビックフィッシュがいるのに…」



葛藤しながらも最後時間を“Hera・Houseエリア”に賭ける事にした…。



続く