霞戦回想記…最終日

w-shingo2007-06-15

その前に、北浦のサンワフィッシングボート屋さんで頂いたメロン(ルピアレット)を食べた。夕張メロンを超える濃厚な味である。
生まれて初めて“1個”を贅沢に食べてみた。
果肉はたっぷりありジューシーであった。

生涯で何度目かの至福の時であったように思う。
さらに、もう1個を食べた。これは生涯二度とない貴重な体験である。

丸ごとメロンを2個食べて、改めてサンワフィッシングのお母さん、スタッフの事を思う…。
「ありがとうございます。とても美味しく頂きました…次回も楽しみにしておきます…(笑)」

【続き】
2日目が終わりましたが“納得できない結果”にイライラとしていました。
自業自得であるが情けないです。最終日に残れた奇跡を棚に上げて…。
「最終日は何をしようか…」



マリーナから宿に戻るも何もする気が起きない。
「最終日は何をしようか…」



飯を食べて、フロに部屋へ戻る。
「最終日は何をしようか…」



寝れないので映画(県庁の星)を見る。
気が付けば終わっていた。
「最終日は何をしようか…あッ!!!」


いそいそとタックルを車から取り出してルアーに細工を始める…
「こんな感じかな?…やべ深夜1時半だ…」


気絶しAM4時30分に起床。
ねみーー…曇天な天気だな…今日も荒れそうだ…」
細工したルアーを積み込みマリーナへ向かう。
ボートの準備をして会場へボートを走らせる。



30名に選手が会場にいた。
そして、応援に駆けつけた仲間達がいた。

「応援に来たよ!」
「体調大丈夫?」
「これ、食べなよ」
「最終日だから思いっきり釣りをしてきて」



「ありがとう!!やったりますよ(笑)」



それに沢山のメッセージを昨晩から頂きました。
感謝の気持ちで一杯だし倒れるなら終わってからだ…。



そして、思いを含み曇天の中で最終日のスタートが始まる。




「今日は、本能の赴くままに走り、釣る…」




一気にボートを走らせる…。
「まだ、荒れてない内に…あそこを打とう…」


しかし、先行者(一般の方)がいた。
邪魔にならないようにしキャストをすると『ゴンッ』一気に走る。

「おーーー…?」キャットだーーー」

スピニングタックルなのでネットを使い取り込み、急いでラインを結び直し、ルアーを交換した。
「キャットか…ココではバスに変わらないか…」

移動し橋桁を打つとバイトがあったがフッキングできない。
「何のバイトだ?」


冷たいモノが頬を打つ…「何だ?」
雨が降ってきた。一気に雨粒が大きくなり激しくなる。


状況が変わったので、水門を周るもノーバイト、次にゴロタ帯へ走り
車の中にあった“ザッカー(細工バージョン)”をキャストすると3投目でバイトが!


「よっしゃーバスだ…」慎重にランディングし、まずは1本をキャッチ(AM9時30分)。
数箇所ランガン

AM11時「風が北系に変わったか?本湖がやれる…」

なんの根拠もないが本能が囁く…一気に本湖へ向けてボートを飛ばした。
雨足が強く、曇天の空が色濃くなり雷鳴も聞こえる中をボートを飛ばす…。

本湖に到着しランガンを開始する。
風が強くてなかなか釣りにならない…
「やべーやって(ミス)しまったか…」

ザッカーも無くなり、テキサスリグで打ち走る。
AM11時35分
「あと30分釣りをしたら、会場へ戻らないと危険だな…」


杭にキャストしたルアーが沈まない…
「?枝にでも掛かったか…」


インテンションを張ると、ゆっくりとラインが走る
本能でフッキングをしたように思う。


そして、ナイスサイズのバス(推定800g)が手元にいた。
「ふーー」



時間ギリギリまでやるも落雷と豪雨で断念し会場に戻る。
しかし、大荒れの中である。
「こんな天候で帰着できるのか?みんなは無事なのか?」



バタバタの中であるが半分以上戻ってきた時に“ある数本の杭”に目がいった…。
「ラストはあの杭で…」


時間がないが慎重にキャストをする。
風が強くボートポジションが“逆”になるが…その為にラインが走っているのを見逃す…。
フッキングするも何の抵抗もない…「またも、やってしまった…」。


またも納得できないまま帰着するも、土砂降りの中を仲間が心配して待っていたので気が付いたら笑顔になっていた。
「2本キャッチしたよ(笑)」

私以上に喜んでくれた顔を生涯忘れないだろう。
(また、いい思い出ができた)



最終日1400g
総合成績12位



初日に釣り上げた1500gのバスが最終日まで抜かれなかったので『ビックフィッシュ賞』を獲得できた。

表彰式には雨も上がり無事に試合が終わった。
優勝した小野選手にはエールを送ります。
そして、お立ち台に上がった選手の方々にもエールを…。


マリーナに戻りお世話になったボートを磨き『V6マリン様』
「ありがとうございます!良いボートで、いい試合が出来ました。、今後も宜しくお願いします」
感謝を残して帰路に着いた。

では、SHINGOは次回も頑張りますね