霞戦回想記二日目

寝苦しい日々が続きます。
こういう時は風邪を引いているか体調不良の事が多いので気が滅入ります…。
しかし、私には“夢”があるので(笑)。

さて、初日のビックフィッシュが効いて『5位』からのスタートである。
プレッシャーというより「今日はどうしようか?」という感じです。

朝1番でボートにてセッティングしタックルの準備をしながら天気予報に耳を傾けていると
「今日も昨日を変わらない荒れた天候…」との事である。

「しょうがない…昨日回っていない“秘密の場所”へ走るか…」

AM6時に『V6マリン』を出発して試合会場へ向かう。約30分のドライブである。
そしてミーティング終了後に、無事にスタート。

一気に昨日のポイントへ向かう…。

しかし、水門にはエサ釣りをしている方々が…
「くーーココはダメか…」

水門のランガンをしてもバイトがない。
「?おかしい?」

ゴロタ帯も同様である。
「?おかしい??」

気が付けばAM11時である。
風も強く釣り難い状況である。



「もう、秘密の場所しかない!!」



一気に移動しプレッシャーを与えないように、手前にある杭から釣りを始め…
「あと20m位でポイントへキャストできるぞ…」

“はッ”と何かが光った。
「?何?何か光った?」



そこには鯉氏さん達の投げ釣りがしてあった。
竿を水平にしていたので気が付かなかった…。
「え!ブッコミか…ネットを立てていれば気が付いたのに…」




後ろ髪引かれる思いで移動を開始する。



【独り言】
「さて、どこにいこうか?路頭に迷ったなぁ…何処に行っても釣れる気がしない…」
「折角、昨日5位につけたのに…」
「…PM12時か…」
「大きく移動するか…」
(ココでの失敗は大きく移動できなかった事である…)



「よし、移動時間がもったいないから手堅く戻って釣るか(注・全く根拠のない手堅さ)」



妙に納得できなまま水門に戻る。
「やはり釣れないなぁ」




気になる岩に移動する
「ここで釣れるとラッキーなんだけどなぁ…」


スモラバにキマイラのムカデ(貴重なサンプル)をキャスト。
岩も感触を感じたら、コンコンとうバイトが…
「バイトか?」一気に巻き合わせをして、一気にランディング。



「やったーバスだ〜小さいが600g位ありそうだ」
再度キャストするとバイトがありスッポ抜ける。



「あーーミスったーーーでもまだいるかも…」



貴重な“むかで”のサンプルをセットしたスモラバを震える指で結び、再度キャストすると根が掛かってしまった。
「あー貴重なサンプルが…」


ここで痛恨のミスをした。
「貴重なサンプルだから回収しよう」



ボートを近付けて回収をする。
「ふー回収成功」



しかし、バスの群れが消えたのも事実である。
(もし、“たら”、“れば”があるのなら切ってザッカーをキャストしていれば同サイズのバスは釣れたと思う…)

移動し、ゴロタ帯でも同様のミスをした…。

試合会場への移動を考えたらラスト45分位しかない…。



「最後はザッカーとベビーシャットで…」


最後のランガンは、単発の岩やゴロタ、捨石まわりを無理やり引き通す作戦に出た。


2本バイトしたモノのフッキングする距離がないまま、ジャンプ一発でバレてしまった。焦りとリズムを失った私は、ただ、ただ貴重なルアーを全てロストしただけである…。



帰着時間の間に合ったが優秀圏内から転がり落ちた・・・



2日目に成績は600g
総合成績を15位となり最終日をむかえる。



「明日は何を…」