霞戦回想記初日

宏大なエリアから私が選んだエリアは…本湖です。
ただし、風次第です。

風が南系なら行きません。
風が北系なら行きます。

「なぜ?」

これがわかれば上級者です(笑)。
(まぁ、私の答えなので参考までに…)


前日の逆水門の開放があり、一気に水位が50cm減水した場所を見たので“迷い”が出ましたが…朝『Ⅴ6マリン様』より準備し北浦の会場まで向かう間に見た風景で「気にしない」という結論になりました。


南風でのスタート後は一気に下る。
手堅く1本と思い到着すると2名の選手がいた。

「?さすがに有名ポイント」(ここはゴロタ帯が300m位並んでいる)

下流部に入り1時間以上粘るもノーバイトである…。

「アチャー手堅くやられたか?」

即移動と思いきや、陸っパリが釣る。
一人の選手が釣る。



「まわってきたか?」
南風も強くなり悩みながらさらに1時間を通やしてもノーバイトである。
(完全にダメパターンに嵌る)



10時過ぎに“KOされたボクサー”のように移動。

水門のランガンへとスタイルを変える。




やりたい水門には常時、人(選手、陸っパリマン、ヘラ氏、鯉氏)が張り付いている…。
「どこも空いてないのか?…あッあった



やっと空いている水門を見つけた。
近づくと、テトラをやっていた陸っパリマンが


「さっき、そこやりましたが釣れませんでしたよ…」


ガーンッ…しかし行き場がないのと“何となく釣れそう(注・ニュータイプの閃光より)”と思い
テキサスリグをチョイスし
(ラインは東レバウオ12ポンド・自家製4インチWテールフラグラブに、がまかつスリムスタイルの2/0)


ロングキャストして、風を考慮したボートポジションを決めてワンアクションをかけてたら…
『ズンッ』と重いバイトがあり一気にフッキングをする。


ズンズンという重くゆっくりした暴れ方である。
「でかいキャットか?」


地べたを這うように首を振る抵抗をする。
「キャットだな?…」



ポイントを荒らさてたくないので沖に出て処理をしようとしたら一気に浮上しテールウォークをする…。
「デカイ、デカバスだーー」

一気に焦る。慎重にやりとりをして、珍しくネットを出して、祈るようにネットインした時は心臓はバクバクである。
「おおーーー」

とにかくデカイ。デカイ顔である。顔は50アップだが、全長は45cm前後か?
陸っパリの方も、びっくりしていたように思う。


ライブウエルに入れて、歯で傷付いたラインを結び直そうとするが手がブルブルと震えて上手くいかない(苦笑)。
(心に中で「おおーーこの一本で復活か…」)



再度数回キャストするもバイトがないので移動…その前にベビーシャット(改)をキャスト。
軽いジャークを入れると“ズンッ”「おおーーさっきのよりデカイか・・・」

強風でボートポジションも、ままならない中でジャンプしたバスはデカかった…
「よっしゃー…これで…(注・邪な欲が発動中)」

察知されたのかバスが杭に走る。
「やばーーーーーー」
と思いロッドを立てたら再度豪快にジャンプ。



一気にラインテンションがなくなる。
「やってしもうたーーー」
回収したベビーシャットを見るとトリプルフックが無残にも伸び切っていた…
「フッキング重視して細軸にしたまま強引にやり取りした自分の甘さが出た…」




気を取り直してキャストしジャークを入れると『ズンッ』
「まだいたかーーー」

しかし、動かない
「?・・・あッ根が掛かったのか…」
リトリーブコースが30cmズレたか…。

ここで固執し3ヶのベビーシャットと1ヶのザッカーを失う。
ふと肩を落として時計を見ると時間は12時である。

「えッ?もうこんな時間か…しかも1本のみ…」


再度ランガンに切り替えて走るも、走るも、走るも…ノーバイトである。
しかもベビーシャットとザッカーを失いながら…。

「もうダメだな…」そう思いながら今回はやらないと思いってた水門でも打つ事にした。




「まぁ、ここはいないよな(プリプラ、プラの結果から)…」

ザッカーをキャストしてリトリーブすると“クッ”と押さえるバイト?があり、ラインが走り何かがフッキングした一気にボートまで寄ってきて

「?何だ?小さいなぁ?ニゴイ?ギル?」


一気に抜き上げるとバスであった(驚愕)。
「あッバスだっだ…」


小さいがキーパーはギリギリのバスである。
「ラッキーだな(笑)」

そのままランガンを再開する。
朝から何度か入ったゴロタ帯に入り4インチグラブのイモグラブを護岸沿いにキャストしていく
「これでフォール中にラインが走ればいいなぁ…」
と一人語をブツブツ言いながら…偏光サングラス(アルファーサイトのシューティングレットというレンズ)で凹凸のある影を見ながらキャストをしていく…。


すると、フォールしピックアップしようとリールを巻いたら“軽い”
「ん?軽過ぎるぞ?」



ラインをよく見ると偏光サングラスごしにラインが手前にゆっくり移動している…。
ここで適当に合わせるとバレるので、速攻ロットティップを水中に入れてリールを巻く速度を上げて偏光サングラスでバスの走る先を捉えてロッドの角度を90度になるように調整してから一気に巻いてテンションが掛かったら(注・この間1秒)。スィープに巻き合わせをして一気にランディング(注・この間10秒)。

「よっしゃー!!3本目!!」


これは最高に見える偏光レンズを創ったレンズマスタ坂本氏に感謝だね(笑)



時間は2時過ぎである。


帰着までの移動を考えると30分以上はかかる…戻りながら北浦を攻めよう…。
一気に大きく移動である。

北浦に行くもダダ荒れの大荒れである。15分程リミットメーカーのスピナーベイトを流すもタイミングが違う感じである(7月ならスピナベイト間違いなしなのに…)。雨、曇りならWスイッシャー(ハンクル姫のWスイッシャー)なのに…。


時間となり3本で帰着である。


全体に微妙に釣れている感じである。

1番最初にウエインし検量してもらう。
「2500g」

1本デカイやつをビックフィッシュとして検量してもらうと
「1500g」

撮影をしてもらいV6マリンにもどり片付けをしていると

「SHINGOさん、5位だよ!」

「えーーー本気でぇ〜」