『水環境のヒント』と初期修行編

昨日の質問の答えはでましたか?
自分自身の心に聞いて心は答えてくれましたか?

「あなたの思い描く釣り場の水は綺麗ですか?汚いですか?」

この質問に出てくる“釣り場”は、主に理想な釣り場を思い浮かべるみたいです。
ちなみに私は、池原ダムと本栖湖が浮かびました。
そして同時に自分が行っている綺麗じゃない釣り場の印旛沼霞ヶ浦も思い浮かべましたが…ただ

「綺麗です」と答えた方は
その状態が維持できるのは何故だと考えますか?


「汚いです」と答えた方は
どうすれば改善できると考えていますか?


 綺麗なら維持、管理が、綺麗じゃないなら改善、施行、実施で綺麗になったら維持、管理が人間の手で必要かと感じませんか?(注・複雑になるので天変地異は考えないで下さい)

それに勝手にココが綺麗、汚いの判断はできませんよね?
その基準を国が決めて、その数値に対して高い、低いを決めるのが分析という仕事です。分析方法もJISに定めた基準の分析方法で行いますし予算もかかります…。

さらに勝手に綺麗にするために浄水処理プラントを組む事もできませんよね?
浄水処理装置にも様々な種類があります(主に目的別になっていますが…)。
汚泥なのか?油なのか?酸性排水なのか、アルカリ性排水なのか?無機、有機の複合物質なのか?処理容量で変わります。


一例として、万能型タイプは汚泥をろ過機を通し(汚泥が溜まったり詰まったら汚泥処理業者へ)、排水の1次排水処理(酸化還元)を経て、2次排水処理…3次排水処理等を経て…最終処理水の分析データが決まりOKなら自然に流します。

もの凄く莫大なお金がかかるのはご理解できますよね…設置するにも稼働させるのも維持させるのも…国も行政も対応策を行なっているみたいですが…。

そこで、できれば生活の中で『環境改善商品』や『エコ活動』を推奨をしたいのですが…続く


【初期修行編の続き】
このギャップに苦笑いしながら続けて書きたいと思います。

河口湖の夕方に集まった数名の知り合いと話をして辞めた選手の話にショックを受けた私は健康ランドに行かないで一人で行動する方を選びました。
「今日は、金がないから車中箔だから…」
準備が終わりコンビニに買出しをして、愛車のカリーナの後部座席に横になり「何で辞めたんだ?あれだけ練習してあんなに熱く語っていたのに…」答えは出ないまま睡魔に襲われ寝てしまった…。
そして、余りの寒さに目が覚めた。
「さ、さぶーーーー何時なんだ?…午前1時?1時だぁーーと…」
絶対死ぬ、絶対凍死する。
車のエンジンをかけて暖房をかける…ウトウトしながら「やばいガソリンが無くなる」と感じる4時まで過ごした。

早めにボートの準備を済ませてブルブルと震えていると、同じ境遇の人に声を掛けられた。
「寒いね!車中泊は厳しいよね」
「はい」


「準備は終った?」
「はい、終りました」


「じゃあ、温まりに行こう」
「え?何処に?今から」


車に乗せてもらい某所へ移動して受付が始まるまで話をした。


「私は○○!ヨロシク」
「私はSHINGOです」


「まぁ、飲めよ」と缶コーヒーをくれた。
「ありがとう・・・」状況が飲み込めていない…。


「私は、3年目のプロだから…」
「私は、2年目で試合も4回目なので…」


「あーそれで(笑)凍死しなくて良かったね〜」
「はい…」


「バスプロってスゴイよな、こんなに寒くても釣りするんだから…」
「そうですね」


「君は何年頑張るつもりだい?」
「え?」


「私は5年間頑張ってダメなら辞めようと思っているから」
「…何で辞めるのですか?」


「だって、プロなのに成績が残せないなら才能がないからだよ」
「でも、自然相手だから分からないでしょう?」


「え?違うよ…試合の書いてある雑誌を読んだり、過去の成績表を見てご覧…」
「?」


「今はわからないか(笑)わからないよなぁ…」
「わかりません…」


「じゃあ、今を頑張ろうぜ」
「はい」


「じゃあ、身体も温まった事だし会場に行こう!」
「はい」


何となく今なら彼が言った事が分かる気がする。そして翌年に彼に会う事は無かった…。ただ、真実ではなかったのですが…(苦笑)

こうして、最終日がスタートした。
目指すは溶岩帯である。

続く