バスプロデビューイヤーの続き…

昨日の初釣りで未だに指が痛いです。
この痛みで
「昨日の夢のような爆釣は本物なのか…」
独り微笑んでいますが…(笑)

【続き】

河口湖戦の2日目は、前日に何とかエレキをセットし大いなる期待を目的の大石沖にむけてスタートをした。

リモコンタイプなので左右の操作が遣り難いですが“ない”よりはマシである。
大石沖は15艇程に賑わっていた。

「何処に入って、何処を流そうかな?」

まぁ、空いている辺りを適当に流す事にした(注…我ながら情けない過去…苦笑)。

ただ、バスは何故か釣れるのである。
すると向こうの方にいた選手が段々と近づいて3本目を釣った時点で囲まれてしまった。

「?何なんだ?しかたがない移動するか」

移動先でも釣れたのでリミットを揃えて周りを見ると…またも囲まれていた。

リミット達成で大いに満足した私は、大きく移動して西湖流れ込み沖をチェックしてみる。2時間位はノーバイトで飽きた私は何気にライブウエルを除くと…そこには眩暈を覚える光景があった。



「し、しッ、死んでる…2本も…いや3本か…」


(今思えばディープから釣ったバスのエアーを抜かないでライブウエルにキープしたのが原因であるが当時はエアー抜きを知らなかった為に起きた悲劇である)

ショックMAXである。
速攻、大石沖に戻り、辛うじて生きている3本のバスを5本に増やすためにキャロを引く、即バイトがあるが焦っているためにフッキングが決まらない。
そして、風が強く吹いてきた…。

すると、慣れないリモコンでのエレキ操作は混乱を招くだけである。
「えー右に…あッ行き過ぎた…左に…」
ウィーン、ウィーンとモーターの動作音だけが遅れて風に翻弄される。

何回も何回も操作をするが言う事を聞かすコトが出来ない。
そして発狂寸前でタイムアップとなり3本でウエインをした。

後は覚えていない…。
1000g位で総合50番位(当時は20番までがポイント圏内)で5点である。


続く