バスプロになるまでの軌道の続きと
12月なのに、こんなに大雨が降っていいのでしょうか?
しかも台風並の降水量で…。毎年毎年、異常気象と言われてどれが恒例なのか、もう私にはわかりません…。
今年の長野県のような災害が出ない事を祈ります。
【続き】
少年から青年に移り大人への階段を登る途中に“ふと”立ち止まり、昔から身近に感じていたのに最近感じなくなった自然に目が行きました。
当然、野原、河川敷を歩けば“水”にあたる。
「ココには、どんな魚がいるんだろう?」
「今なら、どんな魚が釣れるんだろうか?」
「ちょっと釣りがしたい…」
そんな、19歳の夏の終わりのある日の事、地元にある釣り具屋さん行くと雑誌のような新聞のような小冊子の記事が目に飛び込んだ…。
『千葉県・印旛新川でブラックバスが入れ食い!!(注・こんな見出し)』
「え?ブラックバスって芦ノ湖とかの山上湖に生息しているのでは?」
「千葉の印旛新川で釣れるんだ?」
「どこに印旛新川ってのはあるんだ?」
そして、その記事を書いてあった小冊子?を購入して家で再読
「なになに…印旛新川でも印旛沼でもブラックバスは釣れるのか?」
それにしても小冊子は“胡散臭くて面白いなぁ…”。
これが『タックルボックス(注・今はないが昔のバサーは必ずお世話になった雑誌)』との出会いであった。
職場も変わり隔週で土曜日、日曜日と連休があり、車の免許は持っているので行ってみる事にした。
釣り具屋に行き、雑誌に書いてある入れ食いルアーを何とか手に入れて、いざ出陣。目指すは印旛沼にある貸しボート屋さん。
家から1時間30分位で現地へ到着し、貸しボート屋さんで手漕ぎボートに乗り込み残暑の残る秋の印旛沼にボートを漕ぐ。
まずは本湖でなく、まずは印旛新川方面へ漕ぎ適当に釣りを始める。
2時間位は何にもないまま時間が過ぎる。
ダイワの“ザ・ミノー”というリアル系のミノーを適当に投げて巻いていたら…
ゴンッ!ぐーーーー
と竿がひったくられる!
「なんじゃーこりゃーーーー」
デカイ魚が、ルアーのある辺りから行き成りジャンプしてルアーが外れた反動で自分に目掛けて飛んで来た。
心臓がドッキドッキで足はガクガクしながら
「な、なん、何だ今の魚?」
大人のブラックバスだという事に気がつくまで空白の時間が過ぎ…
一気にやる気がMAXになるもバイトがない。
「本湖の方が釣れるのでは?」
気が付けば印旛沼を手漕ぎボートで走破する位に走り周り日没間際に20cmの子供のブラックバスをキャッチしました。
ボート屋さんに帰り着いたのは19時30分で真っ暗な中帰着するとボート屋さんも呆れた様子で怒る気力もなくなっていた(苦笑)。
「危ないからね…」
これが、印旛沼にある“あさひなボート屋”さんとの出会いである。
(今、行っても当時の事をおじさんとおばさんに言われます…苦笑)
「来週も来ます…」
続く