漢(おとこ)の美学・・・ラーメン編。
今日は渋谷にてバイト中である。
昼は『やすべえ』にやすべりにワクワクで行きましたが長蛇の列で昼休み時間内に食べるのは無理と判断し、長浜天神ラーメン屋に変更する事にしました。
まぁ、九州は福岡(博多)でのラーメン道を貫いてきた私であるが、久しぶりに関東でのトンコツラーメンを食べようとカウンターに座り速攻。
「ミソ!」
「はいッ、ミソいちね」
店内は割りと混んでいて隣にヤンキーチックな男が座り、私の目をガン見状態で座り(変なヤローだ?)
「シロ」
「はいッ、シロいちね」
微妙な空気が流れる中をラーメンが届いた。
一口食べるとラーメン好きの私は、その男の事を忘れて食べるのに集中。
「まずはゴマ、辛し高菜」
「次にニンニク、紅しょうがを少々…」
「んーなかなか、すみませ〜ん替え玉一つね(SHINGO)」
「こっちも替え玉一つ!(ヤンキーチック)」
「替え玉ね(リーマンA)」
「私も替え玉一つ(リーマンB)」
と同時に4人の男が替え玉を注文した。
隣のヤンキーチックな男とリーマンが2人が…。
嫌な感じはしたが、スープに紅しょうがを入れて食べながら待っていると店員が
「はい、替え玉お待ち」
と奥のリーマンAに持って行く。
当然のごとく順番を無視しても平気な顔で店員から受け取ろうとしたリーマンAに向かって、隣にいたヤンキーチックな男が大声で
「違うだろー!てめー順番もわからないのかよ!」
笑って誤魔化すリーマンAを後に店員が、今度はヤンキーチックな男に持って行こうとした…。
「オレじゃなくて、隣の人が先(私)だろうよ、オレはその次だよ…」
そして店員が私の処に替え玉を持ってきてくれる。
「はい、では兄さんね」
私は隣のヤンキーチックな男に
「悪いね、気を使ってもらって」
「いえ、すみません、大声出して…」
なんともいい時間を過ごした気分だ。
最後まで美味しく頂けました(笑)
帰り際も無言で目と目で
「またね!」
「また!」
と挨拶を交わして店を出た。
これで500円の昼食とは思えない。
やすべらなくても良かったと思いながらバイトに戻る事にした。
「そうだバイトが終わったら『ガリガリ君』を食べよう!」
そんな渋谷界隈の小さな出来事に漢(おとこ)を見た日です。
「あなたは、週末にラーメンを食べる予定はありますか?」