万国共通は、やはりベビシャ


やはり、ベビシャが活躍しました。
しかも、『SHINGOベビシャのサイレント・フローティング60』

たしか、最終テストを4年前のアメリカでやってボコボコに釣れた記憶が蘇りました。
今回もボコボコです(笑)。

出来るだけ触らないようにしていてもご覧の通り数時間で親指が変わり果てる…。

アメリカの記憶が蘇る中でも最終テストで何故に“B”にしたのか…。


日本のテストでも良かった最終テスト品
A(ハーフセンタープレートモデルにウエイトα)
B(ハーフセンタープレートモデルにウエイト位置変更B)
C(センタープレートモデルにウエイトα)
D(センタープレートモデルにウエイト位置変更B)
の4つに絞り、アメリカのバスを相手に最終テストをしているとBモデルが圧倒的に反応が違っていた。

従来の固定ウエイトと別ウエイトとしてもセンタープレートを用いた。
さらに閃いてハーフにカットしたセンタープレートを用意して低重心にウエイトを置く事でロールが強くなる。
これにより静止姿勢の関係で静止状態からラインを張りながら浮く時は微妙にブレながら上方向に浮く。
予想外は静止状態からラインを緩めると“キックバックしながら、ゆるいS字を描いて浮く”というおまけがついた。

『Bモデルに決定』


この瞬間に日本でも梅雨明けから効果的に活躍するフローティングベイビーシャッド60が誕生した。
しかし、昨今のバス事情から大活躍する事なく過ぎていた。

活躍はするが、爆発的な活躍がない。
それは、私に問題があった(苦笑)。
爆発的に釣れるルアーを試合というプレッシャーの中で臆病になり使いこなせなかった…。


今回の韓国でアフターからアーリーサマーのバスを相手にしてブレイドスクリュー67とサイレントSPのベビシャ60で釣り込んでいて、ふとサイレントFベイシャ60を使いたくなった。
キャストして、ショートジャークで潜らせてラインを緩めて浮いてくる姿を見ているとバスがもんどりをうって襲いかかってバイトする姿が見えた。


まさか、と思いながらSP(サスペンド)とF(フローティング)を使い分けていくと…SP(サスペンド)モデルで5匹釣れる中で30匹はバイトする程に差が出た。アメリカでも同じでサマーパターン化したバスが何故かフローティングベビシャにだけ反応が良かった。地元のガイドの方はしきりにラバージグやジグヘッドの釣りを勧める中でも2対10の差が出たのでガイドも驚いていた。


「そんなに驚く事ではないだろう?」と当時は思っていたのですが…。


完全にパターンに嵌った時のバスフィッシングは言葉にならない程に衝撃的である。
3つだけ持ってきたフローティングモデルだけで100匹に近いナイスバスを仕留めたが、2つはラインブレイクさせてしまった。
日本でも期待が持てる。
試合でも投入できるルアーである事がわかっただけでも韓国に行ったかいはあった。