真面目なハードルアーの話を…

時折ですが残暑を感じますが個人的には季節は秋に変わりました。
ダブルスクリューとサイレンサーの完成に夢中でしたが、私のスタンダードな釣りであるベビシャの季節でもあります。
まぁ溺愛しているので年中投げてますが…(笑)。


サイレントベビシャにもサスペンドモデル(SPモデル)フローティングモデル(Fモデル)があります。
普通のメーカーであれば内部構造にある重量を1g前後ですが変える事でSPモデルとFモデルにしています。




しかし、私は無理難題を言って特殊なFモデルにしています。
通常、早春からSPモデルの独断場になりますが初夏を境にFモデルが活躍する日が多くなります。
これはバスの行動に関係しているのでシーズナルパターンに当て嵌めれば理解できます。
そう、夏から秋はFモデルがキーになります。
ベビシャFモデルはハーフリフレクターでバランスを取っているからロール基調のクランクベイトとして使えます。
要するに投げて巻いて何かにぶつかったらストップを入れて“浮き上がるアクション”でバイトに繋げる釣りが出来ます。
初夏から有効なメソッドです。Fタイプのベビシャの浮き方にキーが隠されています。
イメージではスモーキングフロートアクションタバコの煙が立ち上る動き)で不規則にふらふらと左右に若干ですが前後にも動きながら浮いてきます。
そう、見切られにくいのです。投げて巻いているだけでもロール基調でバスがスレにくいので広範囲に散っているバスを釣るにはもってこいです。



地味すぎて隠れた一軍です(笑)。



さらにバスのバイトがある近辺のストラクチャーにはSPタイプを通して一瞬のストップを入れたり、スローにリーリングして弱ったベイトの動きでFタイプでは出ないアクションをしてSPタイプとFタイプを使い分けてほしいです。
なので、これからの季節にはピッタリなFタイプと時折SPタイプで秋のバスを堪能してみてはいかがですか?



きっと、良い仕事をしてくれますよ。