SHINGOの初期修行編の続きを再会…
『キマイラ計画書』の一つである企画を制作するための“木を削る”作業をしている。
これが、なかなか難しい…(苦笑)
「あれ?何故に?設計図(ラフ画)のように削れないだろう?」
永遠の謎である…。
【続き】
用意したエレキのワイヤー切れたりとトラブルはありましたが、まァ何とか出場し、キャロニスト(初心者)としての腕試しと思いスタートしましたが…現状は厳しい…。
そして、何を思ったのかは、今は思い出せないが大石のシャローに広がるウィードに、なぜかスピナーベイトをキャストし始める自分…。
なぜか、引き込まれるようにキャストをしウィードのポケットにスピナーベイトをフォールさせてみた…ドラマは起こった。
もんどり打ってナイスバスがバイトした。
ランディングも決まりライブウエルにナイスバスを入れる。
興奮し震える自分が、そこにいた。
新鮮な驚きであり、発見でもあった。
さらに、ナイスバスを求めてキャストをする。
「また、バイトしないかな…」
またも、突然ギラッと私のスピナーベイトにバイトするシーンが広がった!!
しかし、フッキングが効かないままジャンプでバレる…。
「おおおお…獲れたら勝てるかも…」
そう思えば思うほど、足がガタガタと震え、腕がブルブルと震える。 しかも止まらない…(注・若さゆえか…)。
そして、リズムが壊れる。
バイトが何度があるが、ランディングができない…。
風も強く吹き始めて水面がギラツキウィードの穴(ポケット)が見えない…。
「いい偏光サングラスがあれば…」
何とか、10〜12本バイトするも、3本キャッチしただけである。
興奮し現実感が欠如した私は帰着時間まで風に流されるまま沖でキャロをしていた。偶然キーパーギリギリを1本追加したのはラッキーだった。
帰着しウエインをする。
4本で2200gという当時では7位か8位位の成績である。明日次第ではお立ち台も優勝も狙える位置である。
そうなると現金なモノで私の周りには人だかりができた。
「何で釣ったの?」
「何処で釣ったの?」
嬉しさで少し話しをしてから、田口さんに報告すると『チームMT`S』も大騒ぎであった(笑)。
「明日も獲れるか?」
「多分、風がなければ…」
【続く】