バスプロ誕生からデビュー編を

寒い雨ですね。
皆様方、風邪などを引かないようにお過ごし下さい。

さて、新展開のSHINGOがバスプロデビュー編をスタートします。

これからの展開は複雑です。話すべきか、かなり悩みましたが書いてみる事にします。かなりいい加減なスタートを切った私の珍道中になりますので…。

 勢いでJBTAのバスプロに認定された“陸ッパリ大好き”な私、若しくは“ローボート大好き”な私、“印旛沼大好き”な私が来年度よりバスプロの試合に参戦する事が決まりました。

試合スケジュールが郵送で年明けに送られてきました。
早速中身を…


「えーー今年の印旛沼での試合は…あれ?ないぞ?何でだ?」
(注・後にも先にも印旛沼で行われた公式戦は1度だけである)


この年のスケジュールは河口湖戦が3戦、琵琶湖戦が3戦であった。



「河口湖で釣りはした事もないぞ…それに琵琶湖って何処?」



釣具屋さんに行き福袋を買いながら店長に話をする。

「ところで船舶免許は?」
「今月学科で来月は実技です」

「じゃあ、ボートは?」
「え?ボートいるの?」

「プロはみんな持ってるよ」
「…買いたいですが幾らですか?」

「これぐらいです」
「…」

 この時期は、大学を卒業できる事が決まり、また2年間の任期で環境保全の仕事をしていて“分析”という業務に興味が沸いてきたので次の会社は分析の仕事がいいと思い、そういう会社を探していた。ほぼ内定も頂いた時期でもある。
(なぜか相棒は在籍する事に…)
天ノ邪鬼の高橋会長も今年の活動方針を決めて忙しそうに仕事と運営に走り回っていた。

なんとか短期間でボート免許を取得した2月にボート購入を思案し、現金はないが会社員であるので銀行のローンでアルミボートを購入する事になった。

ボートは、スモーカークラフト12フィートにエビンのエンジン10馬力である。

「いつからのれますか?」
「大会には間に合うよ」

それまでは釣り具の整理と過去の雑誌を引っ張りだしてきては河口湖の情報を集めた…

「河口湖は鵜の島周辺がいいのか…それよりも河口湖までいけるのか?」
(注・当時は釣りに行く以外は電車通勤、電車通学だったので釣りに行く以外は運転はしないフィッシングドライバーであった為に運転には自信がない)

そして、運命の第一戦が翌週に迫った。

天ノ邪鬼の皆は「勝ってこいよ!賞金で飯と酒を沢山頼むんだからなー」

そんな期待を背負って…

続く