バスフィッシングシーズンインの前の贅沢

来週にはJBマスター河口湖で試合が始まる。
保険会社との話がつかないのでプリプラができない状況で試合が始まる。

そんな状況を知ってか先輩が
「試合の前に美味しい物を食べにいきませんか?」
お心使いに感謝します。

何処に連れて行ってくれるのかな?
車で走り横浜は中華街へ…

「今日は、本格四川料理を食べましょう」

韓国で辛い食べ物の等級を上げたSHINGOである。
四川料理か…。

中華街の迷路のような道を歩き「ココですよ」
先輩の行け付けらしい。
『景徳鎮』
でも、先輩も辛い物は強くない記憶がある。

今日のメニューは、
芝海老のチリソース煮。
若鳥の素揚げ甘酢ソース。
坦々麺

まずは、

四川のエビチリである。

一気に大ぶりのエビを口に頬張る。
おおお、エビの独特の甘みと、四川のチリソースの辛さが後からくる。
「うまい」
これが四川か。

若鳥の素揚げ甘酢ソース。

イメージでは餡かけの酢豚のような感じだったが…これはうまい。
甘酢にオレンジの隠し味がいい。ほんのり辛味がまたいい。

そして、坦々麺。

おおお?これもイメージと違う。
ゴマ味噌の濁っているイメージでしたが、四川では透明な赤黒いスープに麺が隠れて見えない。

兎に角、食う。
むせる、咽る。咽かえる辛さである。
でも、うまい。
悔しいがうまい。

咽ながら完食し、スープを飲む。
これが咽る。涙が出る。
辛らい。
四川の醤の辛さか…。

大人二人で無言で食う。
目が「旨い」と言っている。

ここで先輩に質問をした。
「四川といえば麻婆豆腐では?」
すると先輩の目が光る。
「食べる?ここのは最高だよ…この坦々麺の100倍は辛いけど…」絶句である。

今の私では痛いだけで味がわからないだろう…ちなみに先輩も一口で味覚が壊れたとの事。
激辛命の方は如何かな?

最後の最後に先輩にお願いして甘い物を頼む。

中華の定番である杏仁豆腐、マンゴープリン、タピオカミルク
辛い口の中に一気に流し込む。

至福のフィニッシュ

とても素晴らしく豊かな時間を過ごした。
明日からの、やる気と元気が出てくる。

先輩に感謝である。


「あーー書いていたら腹が減ってきたぞ…」